ピュアフルアーカイヴスNo.49『ガラスの森』

第49回

小手鞠るい

『ガラスの森

 

  

大人気恋愛小説、
『エンキョリレンアイ』の原点――
ペアスケーターのすれ違う恋心を描いた、
〈幻の処女作〉!!

 

 

12月になり、全国各地で初雪が観測されました。
スキーや、スノーボードにお出かけされる方も多いのではないでしょうか。

今回ご紹介する作品は、日本でも大人気のウィンタースポーツ、
フィギュアスケートが題材になったお話です。

 


著者は、恋愛小説の旗手、小手鞠るいさん。
2014年に出版された『アップルソング』では、
戦後日本で生まれたひとりの女性の人生を描き、
新境地を開拓しました。

 

そんな小手鞠さんが、はじめてこの世に送り出した「恋する女の子」が、
本作の主人公、可南子です。
15歳の可南子は、怪我で遠ざかったスケート界に、ペア・スケーターとして復帰します。
それは、坂道を転がり落ちるような、初めての恋のはじまりでした。

 

解説は、人気YA作品『卵と小麦粉それからマドレーヌ』などで知られる、
産経児童出版文化賞作家の石井睦美さん。

 


姉妹編に、   『はだしで海へ』   (ポプラ文庫ピュアフル)があります。
『ガラスの森』では15歳の可南子の初恋、『はだしで海へ』では19歳になった
可南子の新しい恋のはじまりが描かれています。

 


ぜひあわせてお読みください。

 

 

 

 

銀盤に賭けた、恋。

天才少女ともてはやされながら、
怪我が原因のスランプで、
フィギュアスケート界を
去らざるをえなかった可南子。
しかし、敏腕コーチに見出され、
高校入学を前にペアスケーターとして復帰する。
パートナーとなる2歳年上のナガルは、
才気あふれるスケーターだが、
強引で傲慢なタイプ。
可南子は徐々に惹かれつつも、
素直になれず……。
著者の原点となる「幻の処女作」!

プロフィール

小手鞠るい(こでまり・るい)

岡山県生まれ。同志社大学法学部卒業。1981年「詩とメルヘン」賞、1993年「海燕」新人文学賞、2005年『欲しいのは、あなただけ』で島清恋愛文学賞、2009年絵本『ルウとリンデン 旅とおるすばん』(絵/北見葉胡)でボローニャ国際児童図書賞を受賞。主な著書に、小説『エンキョリレンアイ』『サンカクカンケイ』『アップルソング』、エッセイ集『ウッドストックの森の日々』『愛しの猫プリン』など多数。アメリカ、ニューヨーク州在住。

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