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著者・木地雅映子の最新刊!

『悦楽の園〈上・下〉』
ポプラ文庫ピュアフル/定価:本体各560円(税別)
人気漫画家・五十嵐大介氏のカバーイラストとともに贈る、
圧倒的筆力で胸の奥にまっすぐ届く、特別な青春小説。

Illustration Story Charactor Minor Club House Author Review Explanation




   
『minor club house 1
マイナークラブハウスへようこそ!』

ポプラ文庫ピュアフル
定価:本体620円(税別)
 
『minor club house 2
マイナークラブハウスの森林生活』

ポプラ文庫ピュアフル
定価:本体620円(税別)
 
『minor club house 3
マイナークラブハウスは混線状態 』

ポプラ文庫ピュアフル
定価:本体620円(税別)





桃季大学付属、那賀市桃季学園。文武両道の有名私立大学に付属する中高一貫校である。その高等部の一角に、部員5人未満のため非公式な存在の文化部ばかりが集い、「マイナークラブハウス」と通称される古ぼけた洋館があった――。
思春期を旅する「普通じゃない」少年少女たちの一筋縄ではいかない日常を描き、面白いのに不思議とジンときて、続きが気になってしかたがない学園小説シリーズ。






畠山ぴりか
Hatakeyama Pirika
演劇部所属。アメリカからの帰国子女で、そのためかどうか定かではないが、日本語がやや不自由(?)。かなりの美少女だが、おかしな言動で割り引かれぎみ。実は、複雑な過去を持つらしく……。
 
福岡滝
Fukuoka Taki
演劇部所属。中等部では手芸部部長で、中3時には文化祭でのファッションショーをほぼひとりで仕切った。ぴりか曰く「女友達いないタイプ」。
     
天野晴一郎
Amano Seiichiro
園芸部所属。異様に面長なうえ無表情で、棒読み調の妙な喋り方をするため、外見的にはかなり不気味。自分の作った野菜を盗み食いするぴりかを「敵視」している。
 
八雲業平
Yakumo Narihira
演劇部所属。軽音楽部とかけもち。ベースを担当した中3の文化祭ライブには女子が殺到した。ぴりかや滝の1年後輩だが、軟派な外見に似合わず意外と観察眼が鋭い。
     
内田紗鳥
Uchida Satori
いじめが原因でバレー部を辞めたところを、業平に無理やり勧誘され演劇部に転部。真面目な性格で、逆に、マイナークラブの中では浮いた存在(?)
 
きゅうり
Kyuuri
マイナークラブハウス周辺の、ニセアカシアの林をナワバリとする孤高のサバトラ猫。ぴりかと「話」ができる。
イラスト:志村貴子





  イラスト:木地雅映子





木地雅映子  Kiji Kaeko
1971年生まれ。日本大学芸術学部演劇学科卒業。93年「氷の海のガレオン」が第36回群像新人文学賞優秀作となり、作家デビュー。94年、同作のほかに2編を収録した単行本『氷の海のガレオン』を刊行。「氷の海のガレオン」は、熱狂的ファンの間で長らく伝説の存在となっていたが、2006年11月に書き下ろし「オルタ」を加えてピュアフル文庫より刊行され、『この文庫がすごい! 2007年版』などで話題となる。2007年10月、初の長編となる単行本『悦楽の園』を上梓。『朝日新聞』『読売新聞』『文藝春秋』『an・an』で紹介されるなど、注目を集める。2009年1月より、『マイナークラブハウス』シリーズを始動。






本の雑誌増刊『おすすめ文庫王国2009年度版』より
 言わば『落ちこぼれ有閑倶楽部』的な設定で、それだけでもお楽しみ度は十分なのだけれど、作者は、あのYA界の伝説の書と言っても過言ではない『氷の海のガレオン』の著者。爽やかで口当たりのいい上っ面青春小説なんかじゃあり得ない。じわじわと、確実に胸をかき乱すのだ。素敵!
(評者:藤田香織氏)

『きらら』12月号「from BOOK SHOPS」より
 野性的な不思議少女を主人公に、彼女の友人で『女の子の友だちができないタイプ』の美少女や、恐ろしいほど無口なのっぽの園芸少年などがにぎやかに登場し、キャラクター小説のようなキャッチーな口当たり。しかし一見楽しそうな彼らには、複雑な家庭環境や友人関係など、なにやら事情がありそうで……?
(評者:リブロ港北東急SC店 藤原美紗子氏)

『活字倶楽部』2009夏号「話題の作家スペシャル」より
 マイナークラブハウスに集まる生徒たちは、周囲に馴染むことができなかったり、大なり小なり程度の差はあれ、心に闇を抱えている。彼らが互いにもたらす相互作用と相乗効果が生み出すドラマは、波乱だらけでほろ苦い。
(評者:『活字倶楽部』編集部・田口絢子氏)

『飛ぶ教室』2009年春号「Books」より
 学園の片隅に佇む「マイナークラブハウス」が「居場所のない」生徒たちの受け皿に。誰もが「こんな場所があれば」と憧れるはず!
(評者:宇野常寛氏)

『アスタ』2009年2月号「asta*review」より
 たとえば、この一年強の間だけでも、米澤穂信の「古典部」シリーズ最新刊『遠まわりする雛』や、坂木司の『夜の光』(天文部)、初野晴『退出ゲーム』(吹奏楽部)、長嶋有『ぼくは落ち着きがない』(図書部)など、読者を夢中にさせた作品が続々と刊行されたし、個人的にも二〇〇八年は「文化部小説のメジャー化元年」的な印象があった。
 そこへ来て、この「地味系文化部大集合!」な本書である。驚くのは「今、文化部小説がウケているから」的な「計算」などあるはずのない著者が、こうした舞台で物語を綴ったこと。しかも、紗鳥から続き、一章ごとに視点を変えて語られる登場人物たちはみな個性的で、キャラ立ち抜群。このエンターテインメント性=娯楽性も、これまでの木地作品にはなかった魅力のひとつだ。
(評者:藤田香織氏)





『minor club house 1
 マイナークラブハウスへようこそ!』
解説:三村美衣

『minor club house 2
 マイナークラブハウスの森林生活 』
解説:千野帽子

『minor club house 3
 マイナークラブハウスは混線状態 』
解説:坂木司








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