駅前商店街のはずれ、赤い鳥居が並んでいるあたりに、夕暮れになるとあらわれる不思議なコンビニ「たそがれ堂」。
事な探しものがある人は、必ずここで見つけられるという。
今日、その扉をくぐるのは……?
慌しく過ぎていく毎日の中で、誰もが覚えのある戸惑いや痛み、矛盾や切なさ。
それらすべてをやわらかく受け止めて、昇華させてくれる物語。

コンビニたそがれ堂

シリーズ既刊 好評発売中!

学校に行けなくなった少女が出会った「猫の国」の王子様(「ねこしまさんの話」)など、心温まる珠玉の八作品を集めた連作短編集。

風早の街に降りてきたやまんばの娘・由布と、歩き方を忘れた少年・景。「海馬亭」を舞台に、現在と過去が響きあう再会の物語。

「風の街の物語」シリーズフェア開催中!

★応募方法

『「風早の街の物語」シリーズフェア対象商品』の帯についている応募券■1枚を切り取って郵便ハガキに貼り、①郵便番号②住所③氏名④年齢⑤性別⑥職業⑦電話番号⑧ご購入いただいた書名をご記入のうえ、ご応募ください。

★対象商品

応募券のついた帯がかけられた下記対象商品
『コンビニたそがれ堂』
『コンビニたそがれ堂 奇跡の招待状』
『コンビニたそがれ堂 星に願いを』
『コンビニたそがれ堂 空の童話』
『カフェかもめ亭』
『海馬亭通信』
『海馬亭通信2』

★宛先

〒160-8565 東京都新宿区大京町22-1 ポプラ社 一般書編集部
「風早の街の物語」シリーズフェア読者プレゼント係

★締切

2013年3月31日(当日消印有効)/当選者の発表は賞品の発送をもって代えさせていただきます。ご記入いただいた個人情報は、賞品の発送用として利用するほか、個人情報を含まない形で統計処理させていただきます。事後は弊社が責任を持ちまして6ヶ月以内に廃棄いたします。

タウンガイド

古い歴史を持つ海辺の街・風早には、個性豊かでちょっと不思議なお店や、情緒のある名所や建物があふれています。その一部をご紹介します。並びます。

guideMap
駅前商店街
風早駅前にある古くからの商店街。ごく普通の店に混じって、ちょっぴり不思議な店が営業している(かもしれない)油断のならないところ。いくつかのアーケード街に分かれている。
たそがれ堂
風早の駅前商店街のはずれに、夕暮れから明け方まで出現する謎のコンビニ。心から欲しいものがあるとき、稀に店への道が開けるという。レジには長い銀髪に金色の瞳のイケメンの店員さんがいる。おすすめは稲荷寿司とおでん、そしてコーヒー。イートインコーナーもある。
風早神社/風早三郎神社
風早の守護神である白狐・風早三郎を祭る神社。周囲には鳥居前町が栄えていたが、太平洋戦争時に空襲で焼け野原に。戦後神社の土地は町に寄付され、小さな社をひとつ残して市街地となった。8月に大祭がある。
在心堂書店
駅前中央商店街に戦前からある書店。個人経営ながら、新刊からマニアックな本まで品揃えが豊富で、特に児童書の棚が充実している。老店主と青年店員のレファレンス能力は驚異的。
千草苑
長い歴史のある花屋。和洋折衷のレトロな雰囲気のある、木造の洋館で、カフェも併設されている。住人の花咲家の人々は、先祖代々植物と会話ができる力の持ち主という噂。
柳骨董店
妙な品物ばかりあつまるせいか、いつの頃からか「不可思議屋」と呼ばれている。店長の柳さんは、ミステリアスな雰囲気のハンサムなお年寄り。
サテライトスタジオ
風早の駅ビルにある「FM風早」のスタジオ。FM風早は「ティータイムをあなたと」(パーソナリティー・野々原桜子)、「トワイライトブーケ」(パーソナリティー・花咲茉莉亜)などの人気番組を放送し続けている。
海馬亭
街の中心部から少しはずれた、海にほど近い場所に佇む古い洋館。元は小さなホテルだったがその後下宿になり、ゲームプログラマーや変り種の人気歌手、美人幽霊など、一風変わった住人たちが集っていた。1階には花屋「シードラゴン」、レストラン「海馬亭」があった。

西風早

西風早町
戦前は白鷺神社や鎮守の森がある古い住宅地が広がっていたが、太平洋戦争末期に港を中心にした大空襲に遭い、街の西半分がほとんど燃え尽きた。現在はオフィス街に。
白柳社
西風早にある出版社。戦後すぐに創業し、『空の童話』をはじめ、良作を世に送り出していたが、経営的に行き詰まり児童書分野から撤退。現在は、実用書やミニコミ誌などを刊行している。
平和西商店街
風早の街の西にあるオフィス街の中にある商店街。
喫茶店コスモス
平和西商店街にある喫茶店。創業は1960年代。マスター夫妻の好きな花の名前から店名が名づけられた。マスターがサイフォンでいれるコーヒーは、風早一の絶品と評判。
丘の公園
西風早の住宅地付近の丘の上にある古い小さな公園。オールドローズの薔薇園と古いガラスの温室がある。戦時中も街の人達によってひっそりと守られてきた。

港町

かもめ亭
港のそばの、明治時代からの洋館が建ち並ぶ地域にある老舗喫茶店。戦時中には、反戦活動をしていた人々を匿ったりもしていた。現在のマスター・広海さんは、創始者の曾孫にあたる若い女性で元美大生。供される香り豊かな紅茶やコーヒーが評判で、常連客も多い。
三日月町
港のそばの古い町。飲み屋街でいささか「怪しい感じ」の店が連なるせいか、子ども達に近づかないよう言い含める大人も多い。路地奥にある小さなホテルのバーでは、しばしば密談が交わされている。
研究所
通称「悪の組織」が構える施設で、新兵器の試作品が作られているらしい。真奈姫川下流の大きな古い橋の下に出入り口があるという。
風早港
戦国時代以前から開けた港。8月20日には開港祭が催される。大晦日には、すべての停泊船が汽笛を鳴らし、花火を上げ新年を祝う。港の沖には、星の世界から降ってきた魔物が眠るという伝説が。
市庁舎
港のそばの丘の上、風早の長が作った城の跡地に建っている。冬には中庭で夜神楽(市指定重要無形民俗文化財)が執り行われる。

東風早

東風早町
街の中心部を含む地区。役所や大きな会社ビルが多いが、少し外れると古くからの街並みが残っている。
お屋敷町
風早の街を見下ろす高台、山の手の、昔からの地主やお金持ちの家が建ち並ぶ地区。「幽霊屋敷」「南蛮屋敷」「バラ屋敷」などと呼ばれる、いわくつきの古い洋館が多い。
風早シティーホテル(ホテル風早)
戦前からある宮殿のように豪華なホテルで、正面玄関には羽の生えたライオンの像が。ロビー階のコーヒーハウスからは、クリスマス用にライトアップされた中庭が見える。

郊外

コスモス草原
誰かが種を蒔いたのか、1960年代頃からひっそりとコスモスが咲き始め、いつの頃からか、コスモス草原と呼ばれるように。地元民でないと知らない場所にある、風早の隠れた名所。
真奈姫川
戦国時代の頃の姫君の名を冠した川。街を包み込むようにして流れている。真奈姫は竜宮の女神の娘だったと言い伝えがある。
妙音岳
風早の街をふもとに抱く山。かつては金や銀がとれたが、戦時中に掘り尽くされた。現在は国立公園。妙音岳高原までは駅前からバスに乗って2時間。ペンションも多い避暑地。

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著者サイン

人と本は似ていると思います。
儚く脆く、壊れたら戻らないところとか。
時の流れの中、失われたやすく消えていく存在で、なのに未来へと受け継がれ、
誰かの想いを遠くへ運ぶ船になるところとか。
人と本の物語、お楽しみくださいませ。

村山早紀(むらやま・さき)

1963年長崎県生まれ。『ちいさいえりちゃん』で毎日童話新人賞最優秀賞、第4回椋鳩十児童文学賞を受賞。『シェーラひめのぼうけん』シリーズ(童心社)、『アカネヒメ物語』シリーズ(岩崎書店)、『ドロップロップ』(佼成出版社)、『花咲家の人々』(徳間文庫)、『コンビニたそがれ堂』シリーズ、『カフェかもめ亭』、『海馬亭通信』シリーズ(ポプラ文庫ピュアフル)など著作多数。

Twitter ID:nekoko24
ホームページは、http://kazahaya.milkcafe.to/