一鬼夜行 小松エメル

凸凹コンビが妖怪沙汰を万事解決? めっぽう愉快でじんわり泣ける明治人情妖怪譚シリーズ

累計15万部突破!『この時代小説がすごい!文庫書き下ろし版2012』(宝島社)堂々の第2位に輝いた大人気シリーズ!

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原作:小松エメル(『一鬼夜行』ポプラ文庫ピュアフル刊)
漫画:森川侑
刊行:スクウェア・エニックス

物語

江戸幕府が瓦解して五年―― 強面で人間嫌いの若商人・喜蔵の家の庭に、ある夜、不思議な力を持つ小生意気な少年・小春が落ちてきた。 自らを「百鬼夜行から落ちた鬼だ」と主張する小春と、いやいやながら同居することになった喜蔵は、さまざまな妖怪沙汰に巻き込まれることに――  文明開化に華やぐ明治の東京を、凸凹コンビが駆け巡る!

一鬼夜行
『鬼の福招き』

一鬼夜行
シリーズ余聞

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登場人(妖)物紹介

喜蔵(きぞう)

古道具屋「荻の屋」店主。ある夏の日、家の庭に小春が落ちてきて以来、騒動に巻き込まれることに。泣く子も黙る閻魔顔だが、ただのヘタレという噂も……。こう見えてまだ二十歳。

小春(こはる)

見た目は可愛らしくも大食らいの自称・大妖怪。百鬼夜行の列から踏み外し、喜蔵の家の庭に落ちてきた。とある事情で、猫又から鬼に転身し、目下青鬼の元で修業中。

深雪(みゆき)

喜蔵の異父妹で人気牛鍋屋「くま坂」の看板娘。芯が強く、いつも笑顔を絶やさない。料理の腕前は微妙。

彦次(ひこじ)

喜蔵の幼馴染みの貧乏絵師。男前なのに情けない性格で、しばしば妖怪沙汰に巻き込まれてしまう。

綾子(あやこ)

吉原の太夫にもなれるほどの美貌の持ち主だが、性格はいたって天然。喜蔵の家の裏の長屋に住んでいる。

天狗(てんぐ)

小春とは因縁の相手。ある事件で深雪と出会って以来、深雪のことを気にかけている。

弥々子(ややこ)

神無川に棲む河童の女棟梁。歯に衣着せぬ言動で、小春は頭が上がらない。喜蔵の曽祖父とも縁があった。

妖怪たち

文明開化の頃には珍しくなかったという妖怪沙汰。喜蔵や彦次の家にも、さまざまな怪が住み着いている。

多聞(たもん)

「くま坂」で喜蔵が馴染みになった謎の男。めっぽう良い声音と物腰で、女性たちの心を釘付けに。古道具を集めるのが趣味らしい。その正体は……。

硯の精(すずりのせい)

「荻の屋」に居ついた最古参の付喪神。しばしば喜蔵に説教を垂れる。

小松エメル(こまつ・えめる)

1984年東京都生まれ。母方にトルコ人の祖父を持ち、トルコ語で「強い、優しい、美しい」という意味を持つ名前を授かる。 國學院大學文学部史学科卒業。2008年、あさのあつこ、後藤竜二両選考委員の高評価を得て、ジャイブ小説大賞初の「大賞」を受賞した「一鬼夜行」にてデビュー。 著書に『一鬼夜行』、『蘭学塾幻幽堂青春記』、『うわん』の各シリーズ、『夢の燈影』、共著に『東京ホタル』『青春ミステリーアンソロジー 猫とわたしの七日間』『競作短篇集 となりのもののけさん』『江戸猫ばなし』『妙ちきりん』などがある。

対談

新進作家対談 小松エメル×田辺青蛙「もっと面白い妖怪小説を!」はこちら。