少年少女のきらめき、SF的な奥行き、時代小説的な広がり――
あさのあつこが贈る
大好評青春エンターテイメント
『光と闇の旅人』シリーズに、
待望の第2巻が登場!

結祈は、ちょっと引っ込み思案の中学1年生。東湖市屈指の旧家である魔布の家に、陽気な性格で校内の注目を集める双子の弟・香楽と、母、曾祖母らと暮らしている。ある夜、禍々しいオーロラを目にしたことをきっかけに、邪悪な「闇の蔵人」たちとの闘いに巻き込まれ……。
第2巻では、舞台は江戸へ――。はたしておゆきと結祈の関係は? 闇の蔵人とは? 謎が謎を呼ぶ新展開!








あさのあつこが、「かっこいい女の子たちを書いてみたかった」と語るのが本書、『光と闇の旅人』シリーズだ。(中略)結祈は、戦うと覚悟しながらも、迷い、揺れる。理想や正義といったお題目になびかず、矛盾から目を背けず、強がることもできずに、泣きじゃくりながら前に進もうとする。これこそが、女でもない、男でも、少年でもない、「女の子のかっこよさ」なのだ。
――三村美衣(Ⅰの解説より抜粋)
私が強く惹きつけられたのは、かれら「光」の側のキャラクターと敵対する「闇」の軍団――その名も「闇の蔵人」と呼ばれる謎多き首領や、無数の蜘蛛を使役する妖艶かつ残忍な蜘蛛御前、参謀役といったポジションの悶々爺ら、闇に蠢く魔性のものたちの妖しくナマナマしい跳梁ぶりでした。とりわけ、犠牲者たちがかれらに襲われるシーンのスリリングな筆のはこびといったら、それはもう……ホラーや怪談を得意とする作家たちでも、なかなかこれだけ迫力ある描写はできないものです。
――東雅夫(Ⅱの解説より抜粋)

あさのあつこ
1954年岡山県生まれ。青山学院大学文学部卒業。『バッテリー』で野間児童文芸賞、『バッテリーⅡ』で日本児童文学者協会賞を受賞。『バッテリー』シリーズで第54回小学館児童出版文化賞を受賞した。著書に『バッテリー』シリーズ(角川文庫)、『NO.6』シリーズ(講談社文庫)、『The MANZAI 』シリーズ、『ほたる館物語』シリーズ(ともにポプラ文庫ピュアフル)、『ガールズ・ブルー』シリーズ(ポプラ文庫)、『夜のだれかの玩具箱』(文藝春秋)、共著に『青春スポーツ小説アンソロジー ぼくらが走り続ける理由』(ポプラ文庫ピュアフル)などがある。