マンモス大学をなんとか卒業して、弱小広告代理店の営業社員として社会人デビューした青年アサグレ。仕事はといえば三行広告とりのための飛び込み営業。悪戦苦闘はするけれど結果が出ず、やっと商談成立と思いきや夜逃げされたり、お客を怒らせたり――クサった気持ちで町をうろつき、喫茶店で時間をつぶし、嘘の営業日誌を書く日々。たまに出会うやさしい人たちの応援に、思いは深まる。俺はいったいどないなんねん、そもそもどうなりたいねん、でも、しゃーないか、うどん食うて寝たれ…。そんなある日突然の辞令がアサグレに下り、人生が大きく舵を切ることになる――可笑しくて哀しい青春のササクレを、80年代大阪の情景と大阪人の人情を交えつつ描く!
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