芳川充 著
定価:1,260円(本体:1,200円)
判型:四六判並製
ページ数:256頁


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内容紹介

「食」の不安は、「食」を知ることでしか解消できない。

外国産より国産のほうが安心、天然モノ・無添加・無農薬のほうが安全でおいしい、中国産食品は危険……。巷にあふれる「食の安全情報」。しかし、その多くは実はウソだった!食品流通のすみずみまで知り尽くした専門家が、現場情報と豊富なデータを駆使し、ニッポンの「食」の実態を解き明かす。

●本書の構成
序 章 食品の常識には迷信がいっぱい
第1章 誰も言わない中国食品の真実
第2章 産地偽装、あの手この手
第3章 賞味期限の「期限」は適切か
第4章 「国産」「天然」志向の罠
第5章 「自然がいちばん」の落とし穴
第6章 メディアのウソを見破れ!
第7章 食卓から見えてくる行政の怠慢
第8章 見直すべき「食」との向き合い方
第9章 「食の真実」を知る心得


著者紹介

芳川充 よしかわ・みつる
(株)ジャパンフレッシュ、FMフード(株)代表取締役。食品アドバイザー。
1963年、北海道生まれ。北海道大学農学部農芸学科卒業後、食品業界に20年従事。専門は水産物、とりわけウナギが詳しい。食品の貿易を通じて世界約30カ国をまわる。国内の食品流通にも精通し、食品偽装や安全性、食品流通の実態を熟知。2005年に独立し、現在は食品輸入のほか、IT関連ビジネスにも進出。SEOコンサルタントとしても活躍。
ここ数年、次々と発覚する食品事件とその偏向報道の多さから、「食品の真実」を知らしめる活動を行うことを決意。講演やブログ、メールマガジンなどを通じて、「中国食品事情」をはじめ、「国産食品の安全性」や「農薬」「添加物」「食品偽装」などの実態を発信している。


編集部より(担当:山田)

最初に原稿を拝読した時、目からウロコがボロボロと落ちました。世間の「食品情報」がいかに間違っているかが、食品業界に精通した著者ならではの視点と科学的なデータを豊富に用いた論理的な解説によって、はっきりと浮き彫りにされています。
素晴らしいと思うのは、食品業界の方でありながら、強い正義感と勇気をもって、食品の真実とその裏側を明らかにしている点です。「いまの食品報道は偏向・ねつ造・暴走が過ぎる。間違った情報に右往左往し、不安を抱いている人たちに真実を伝えたい。安心して食品を選ぶ知識をもってもらいたい。それが本を書こうと思った動機です」。著者との最初の打ち合わせのとき、そうおっしゃっていたのが印象的でした。
これまでも「食の安全性」を取り上げた本は多く出版されていますが、「これは危険!」「これなら安全!」とセンセーショナルに騒ぎ立てたものが多かったように思います。そのなかにあって、冷静かつ科学的に真実を伝える本書は、新鮮で、信頼に足るものだと自負しています。